フルネームの印鑑を通販で作るメリットと注意点

フルネームの印鑑があることを知っていますか?印鑑というと、苗字だけというイメージが強いかもしれませんが、実はフルネームの印鑑も存在するのです。ですが、フルネームの印鑑はほとんど店頭では見かけることがありません。

購入したいと考えているなら、通販を利用するという方法があります。そこで、フルネームの印鑑を通販で作るメリットと注意点について紹介します。(関連リンク > いいはんこやどっとこむ > はんこ屋値段)

フルネームの印鑑の必要性

なぜ苗字だけではなくフルネームでの印鑑が必要なのかというと、それはセキュリティの強化のためです。印鑑は、様々なシーンで活躍します。宅急便の荷物を受けとる時や事務処理などに使える認印、口座開設などで活躍する銀行印、更には不動産取引や遺産相続など公的手続きに必要な実印があります。

なかでも、本人であることを証明する銀行印や実印は重要な存在です。ですが、大量生産されている印鑑は誰もが購入可能なのでセキュリティという面では甘いとされています。実印として印鑑登録するならオーダーメードで作成することが一番です。

そして、フルネームだと更にその安心感がアップします。同じ苗字の人というのは大勢いるかもしれませんが、同じフルネームという人はそうそう会う機会はありません。銀行印も実印もフルネームの印鑑での登録が可能となっているので、財産の安全を守るためにもフルネーム印鑑が必要なのです。

また、苗字が同じ家族間では印鑑を間違えるということもあります。そんな時にもフルネーム印鑑だと誰の印鑑なのか一目瞭然なので間違えづらくなります。フルネーム印鑑は、自分自身を証明するための大切な分身のような存在なのです。

フルネーム印鑑を通販で作るメリット

フルネームの印鑑を通販で注文するメリットは、なんといっても安い費用で購入することが可能だということです。通販の場合、店舗とは違い人件費や運営にかかるコストを削減したり、黒水牛や彩樺など豊富な種類の印材を大量発注することにより、安く提供することを可能にしているのです。

特に家族全員のフルネーム印鑑を作成しようとすると、かなりの費用がかさむ可能性があります。通販で購入することで費用を抑えることが出来ます。また、仕上がりが早いことも通販で購入するメリットです。店舗で注文した場合は、3~5日ほどかかる場合もありますし、時期によっては1週間以上かかることもあります。

ですが、ネットで購入すると地域によっては即日発送が可能なところもあります。すぐに印鑑が必要だという時には、通販で購入した方が手元により早く届きます。

フルネーム印鑑を通販で作る時の注意点

フルネーム印鑑を通販で購入する時に注意しなくてはいけないのは、実際に手に取って見ることが難しいということです。プレビューではデザインを確認することが簡単に出来ますが、実際に触っていない分、仕上がった時にイメージが違うと感じるかもしれません。

可能であれば市販されている印鑑に触れてみて、長さや太さ、手触りを確認しておくと良いでしょう。また、通販を利用する時には保証書の有無についても確認しておく必要があります。印鑑は年月が経つと磨耗により捺印が難しくなるケースもあります。

保証書の発行があれば、保証書内の期間は無料で彫り直してくれるので、保証書が発行されているかどうかを確認してから注文することも大切です。

印材の種類

通販でフルネームの印鑑を注文する時に、初めて見る印材に戸惑う人もいるでしょう。印材は男性と女性では違いがあるので注意が必要です。男性用の印材には、黒水牛や玄武が使われることが多く、女性用の印材には、彩樺や赤彩樺が選ばれることが多いのが特徴です。

他にも薩摩本拓や白檀など印材の種類は豊富です。ですが、なかには定期的にメンテナンスが必要な印材もあるので、購入する時には事前にチェックすることが必要です。通販で注文する前には、耐久性に優れたチタンや、華やかでおしゃれなアクリル樹脂、捺印性に優れたコバルトクロムモリブデンといった種類も揃っているサイトもあるので、よく検討することが大切です。

フルネームの印鑑を作成する時には、印材にも注目してみることが大切です。

フルネームの印鑑の書体の選び方

フルネームの印鑑を作成する時には、その書体にこだわることも必要です。書体はまさに印鑑にとっては顔とも言える存在です。書類に捺印した印鑑は、取り消すことが出来ません。じっくり考えてから注文することが大切です。

日頃からハガキや名刺などでよく見かける楷書体や行書体は認印でよく使われる書体ですが、実印でよく見られるタイプには篆書体という書体があります。象形文字から誕生した風格のある書体で、すべての印鑑に適用することが出来ますし、篆書体を省略した隷書体という書体もあります。

他には、古い書体である大和古印から出来ている古印体は日本独自の書体で特徴的ですし、縁起が良いとされる印相体なども複雑な書体で印鑑の書体として人気があり、よく使われます。男性には風格があるしっかりとした書体の篆書体や印相体が好まれることが多く、女性はどこか柔らかくて華やかな印象の隷書体を選ぶ人が多いので、選択に悩んだ時には人気のある書体を選ぶのも良いでしょう。

フルネームの印鑑はその書体によって印象が異なります。選ぶ時には見た時の印象も考えて、自分の理想に合った書体を選ぶように心がけましょう。

通販でフルネームの印鑑を作成する手順

印鑑をサイトで作成する時の手順は、サイトによって違いはありますが、まず印鑑の種類を選択することが大切です。それから印材を選び、サイズを選びます。実印として認められるのは印面が8.0mm~25.0mmの正方形に収まるサイズという規定があります。

実印のサイズは15.0mm前後のものを選ぶようにすると良いでしょう。更に、書体を選ぶ時には、実印や銀行印用には偽造防止のために複雑な構造の書体を選ぶようにすることが大切です。また、認印の場合は一目見て何が書かれているか分かりやすいタイプの書体を選ぶことが必要です。

そして、プレビューで印影を確認することが出来るので、納得出来る仕上がりがどうかチェックしてみましょう。納得が出来たら発注します。後は家に印鑑が届くのを待つだけです。フルネームの印鑑を通販で注文する時には、サイトによっては購入方法や支払い方法に違いがあります。

注文する前に事前にサイトをよく確認してから行うようにしましょう。

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